100均のハンドメイド素材って、買う前に毎回少し迷う。「どうせすぐ壊れるんじゃないか」とか「色がくすんでるだけじゃないか」とか。でも先日、セリアでキーホルダーパーツをまとめて買う機会があって、思ってたより発見が多かった。いい意味でも、ちょっと微妙な意味でも。
結論から言うと、用途をちゃんと絞れば、セリアのキーホルダーパーツは十分使える。全部が優秀なわけじゃないし、買ってから「あ、これは違った」と思ったものもある。でも「これは本当にいい買い物だった」と思えるものも確かにあった。
セリアに行くまで:何を探してたか

きっかけは小さいことで、友人へのちょっとしたプレゼントを作りたかった。ブレスレットとか大げさなものじゃなく、バッグにつけられるような小さなチャームを、手作りで渡したかっただけ。
材料をネットで揃えようとしたんだけど、送料込みで考えると割高で、しかも届くまでに数日かかる。「今日中に完成させたい」という気持ちが勝って、セリアへ行くことにした。行ったのは自宅近くのショッピングモール内のセリア。平日の昼間で、ハンドメイドコーナーには自分しかいなかった。
売り場の様子:思ったより品揃えがある

正直なところ、「100均のパーツなんてスナップリングが数個入ってるだけでしょ」と思っていた。全然違った。
ハンドメイド・アクセサリーのコーナーは棚2〜3列分ある。カニカン、ナスカン、ダルマカン、丸カン、スプリットリング(二重リング)、ボールチェーン、Dカン、コードエンド——一通りは揃っている。しかも同じ種類でも、シルバー・ゴールド・アンティーク金古美と複数のカラー展開があった。
パッケージは小さなチャック袋に入っていて、内容量と仕様が表に書いてある。カニカン10個入り、丸カン30個入り、みたいな感じ。全部税込110円。
ひとつ気になったのは在庫の偏り。カニカンのゴールドはたくさんあるのに、シルバーは残り2袋だけだった。人気色は早めに売れるんだろうな。とりあえずゴールドを選んで次に進んだ。
実際に買ったもの

その日買ったのはこれ。
- カニカン(ゴールド、10個入り)
- 丸カン(シルバー、30個入り)
- ボールチェーンキーホルダー(シルバー、2本入り)
- スプリットリング(シルバー、20個入り)
- チャームパーツ(星形・アソート)
合計5袋で550円。ネットだとカニカン単品でも送料込み300〜400円はかかることを考えると、今日すぐ使えるという利便性込みでかなりお得だった。
使ってみて気づいたこと

カニカンは「ちょうどいい」けど、それ以上でもない
カニカンはキーホルダー作りの要になるパーツ。ここが弱いと全部台無し。セリアのカニカンは、手で押すと問題なく開閉する。バネの戻りも鈍くはない。
ただ、かなり軽量な設計だと感じた。重さのあるチャームをいくつもつけたら、長期的にどうかな、という印象。友人へのプレゼントに使った分には何も問題なかったけど、毎日ガシガシ使う自分のキーホルダーに使うかと言われたら、正直ちょっと考える。
丸カンは細くて、慣れるまでが地味にしんどい

丸カン30個入りというのは量的には十分なんだけど、細さが気になった。ヤットコで開こうとすると、細いのでねじれやすい。初めてアクセサリー作りをする人は「うまく開けられない」とイライラするかもしれない。
自分は何度か作ったことがあるので大丈夫だったけど、最初の1、2個はちょっと手こずった。
ボールチェーンが一番「買ってよかった」と思えた
2本入りで110円。長さは約28cm。チェーンの玉のサイズが均一で、コネクター部分の嵌合もちゃんとしていた。
バッグのファスナーに引っかけるチャームとして使ったら、思ったよりずっと使い勝手がいい。軽いし、見た目もチープすぎない。友人にプレゼントしたら「かわいい!」と喜んでくれて、パーツの質を疑われることもなく「ハンドメイドの作品」として普通に受け取ってもらえた。
スプリットリングは工具なしだと正直きつい
スプリットリングは、鍵をキーホルダーに通すときに使うあの二重リング。爪でこじ開けようとすると普通に痛い。専用のオープナーかヤットコがないと、地味にストレスがかかる。ツール持参が前提のパーツだと思っておいた方がいい。
作業中に気になったこと

使いながら引っかかったことが2つある。
ひとつは、パッケージに素材の詳細が書いていないこと。「iron」とだけ書いてあるものもあったけど、表面の加工が何なのかよくわからない。アクセサリーを人にあげる場合、金属アレルギーが気になる人もいるから、そこはちょっと不安が残った。
もうひとつは、チャームパーツの品質のばらつき。星形のチャームは形はかわいいんだけど、5個中2個、表面のコーティングにうっすら気泡が見えた。使えないほどではないけど、全部均質ではなかった。
向いてる使い方、向いてない使い方

使ってみてはっきりわかったのは、用途によって評価が変わるということ。
向いてると思う
- イベント用やプレゼントに添えるような、短期間だけ使うもの
- 試作品や練習用の作品
- 子どもと一緒に作るもの
- 単価を抑えたい大量制作(フリマ用など)
少し慎重になった方がいい
- 毎日使うキーホルダー(耐久性がやや不安)
- 金属アレルギーがある人へのプレゼント
- 高見えを意識した作品
「全部ダメ」でも「全部最高」でもなく、使い分けが大事というのが正直なところ。
どのくらい長持ちするか
友人にプレゼントした分は、今のところ壊れたという報告はない。ただ使用から2ヶ月も経っていないので、耐久性の長期評価はまだできない。
自分でテスト用に作ったキーホルダーは毎日使っている。今のところカニカンのバネが弱くなった感覚はないけど、100均のカニカンは経験上、半年〜1年くらいで開閉が甘くなることがある。今回のものも、そのくらいのスパンで考えておくのが現実的だと思う。
専門店のパーツと比べてどうか
正直に言うと、質感の差はある。金属の重さ、表面の均一さ、接合部の精度——専門店のものはどれも一段上の仕上がりをしている。
でも、その差が作品の完成度に直結するかは別の話。チャームのデザインや配色、組み合わせ方次第で、100均パーツを使っていても「安っぽい」と感じさせない作品は作れる。自分が実際にやってみてそう思った。
留め金だけ専門店のものにして、チェーンやチャームはセリアで揃える、という折衷案もアリかもしれない。
セリアに行く前に知っておくといいこと

実際に行って気づいた、地味に大事な注意点をいくつか。
- 欲しいカラーや形が必ずあるとは限らない。特定のものを狙うなら複数店舗を回るか、代替案を考えておく方がいい
- ヤットコは別で用意した方がいい。爪や手だけで作業するとパーツが傷むし、自分の指も痛くなる
- チャームパーツは実物を見てから選んだ方がいい。袋越しでも表面の状態はある程度確認できる
100円ショップのキーホルダーパーツの代替品をAmazonと楽天で探す
セリアで目当てのパーツが売り切れていたり、もう少し数を揃えたいときは、AmazonやRakutenでまとめ買いする方法もある。以下の3製品は、100均パーツと用途が近い代替候補としてよく見かけるもの。
比較表
| 製品名 | 主な特徴 | 入数 | 購入先 |
|---|---|---|---|
| [RISOUHE] キーホルダー金具 キーホルダーパーツ | 汎用パーツセット | 100個入り | Amazon / 楽天 |
| JoyWave キーホルダー金具 キーホルダーパーツ ワンタッチ ナスカン | ワンタッチ式ナスカン | 30個入り | Amazon / 楽天 |
| [Keepfine] ワイヤーキーホルダー ネジ式 ワイヤーキーリング | ナイロン被覆ステンレスワイヤー | 記載なし | Amazon / 楽天 |
[RISOUHE]キーホルダー金具 キーホルダーパーツ 100部品個入り キーリングアクセサリー
カニカン・丸カン・スプリットリングなど複数種のパーツが100個単位でまとめて入っているタイプ。種類ごとに少しずつ試したいときや、ある程度まとまった数を手元に置いておきたいときに向いている。
JoyWave キーホルダー金具 キーホルダーパーツ 30個入り ワンタッチ ナスカン
ワンタッチで開閉できるナスカンタイプで、バッグへの着脱をよく繰り返す用途に合っている。30個入りなので、セリアで2〜3袋買うのと近い感覚で使い切れる量感。
[Keepfine] ワイヤーキーホルダー ネジ式 ワイヤーキーリング ナイロン被覆ステンレスキーチェーン ステンレス製スチールケーブル
金属リングではなく、ナイロン被覆のステンレスワイヤーをネジ式で固定するタイプ。鍵を何本もまとめたいときや、引っ張りに強い素材が必要な場面で使われることが多い。チェーンやカニカンとは少し異なる用途になる。
というわけで、最後にこれをお伝えしたいのです。
セリアでキーホルダーのパーツを買ってよかったです。趣味として自分でキーホルダーを作るのは楽しいですね。
特にボールチェーンやナスカンは、価格を考えればかなり優秀な品質でした。
ただ、「100円ショップの商品だから何にでも使える」と思って購入すると、少し後悔するかもしれません。
毎日使うものや、大切な人へのプレゼント用として使う場合は、気になる点が出てくる可能性があります。素材や個々のパーツに関する詳細な情報が不足しているため、後でパーツを交換したいときなどに困るかもしれません。
とはいえ、キーホルダー作りが趣味の方や、手作りのプレゼントを贈りたい方にとって、セリアはおすすめの場所です。