ダイソーで包装紙を買ったのは、友人の引越し祝いを準備していたのがきっかけだった。雑貨屋をいくつか回ったけど、どこも一枚200円、300円する。プレゼント本体にお金をかけたかったから、「包み紙くらいは安く済まそう」と思って近所のダイソーに入った。
それが最初。
で、結論から言うと——思っていたよりずっと使えた。ただ、何を包むか、どんな仕上がりを求めるかで評価は全然変わってくる。高級感を出したいプレゼントには向いていない。でも日常の贈り物や梱包用途なら、110円で十分すぎるくらいだった。以下、実際に使ってみて気づいたことを書いていく。
売り場はどこ?何が置いてあるか

店によってかなりバラつきがある。よく行く駅前のダイソー(3フロアある大きめの店)は、文具コーナーの奥にラッピング用品がまとまったゾーンがあって、そこに包装紙もある。でも小さめのロードサイド店だと、シーズン商品の棚の端に少しだけ置いてある感じで、そもそも見つけにくい。同じダイソーでも全然違う。
種類は大きく二つ。「ロールタイプ」と「シートタイプ」。
ロールは細長い筒に巻かれていて、必要な分だけ切って使う。確か幅52cmくらい、長さ3mくらいのものを買った(パッケージに書いてあった数字なので正確だと思う)。柄はクラフト紙風、無地、ストライプなど、シンプルで落ち着いたものが中心。
シートは折りたたまれた状態で売っていて、広げると大判になる。花柄やギフト向けのかわいい柄が多くて、クリスマスやバレンタイン時期は専用の棚ができていた。複数枚入りの袋タイプもあれば、大判1枚だけのものもある。
どちらも110円。バリエーションの多さは予想外だった。
紙質——触った瞬間にわかること

「高級ではない」。これは手に取った瞬間にわかる。でもそれは最初からわかって買っているので、別にいい。
クラフト紙のロールは適度な厚みがあって、折り目もちゃんとつく。包んでいる途中で破れる感じはしなかった。ただ端っこを引っ張りすぎると薄い部分が少し裂けそうになったことがあって、そこだけ気を使った。テープのつきはよかった。
シートタイプの花柄は、これが少し薄い。折ったときにシワが入りやすくて、雑に扱うと「安いな」という雰囲気がそのまま出てしまう。丁寧に折れば問題ないんだけど、急いでいるときにはちょっとしんどい素材だと思った。
光沢タイプとマットタイプが混在していて、光沢は写真映えするけど折り目が白く浮き上がる。マットは落ち着いていて折り作業がしやすかった。何度か両方使ってみて、結局マット系のほうが好きになった。
実際に包んでみた話

小鍋を包んだとき
最初に使ったのは、引越し祝いのキッチン用品(小鍋)を包むとき。形が箱じゃないからどうなるかと思ったけど、クラフト紙は融通が利く。大きめに切って余白を作りながら折り込んでいったらなんとかなった。麻紐を結んで、クラフト紙のタグをつけたら思いのほか様になった。
友人に「素敵なラッピング!」と言ってもらえた。あの110円で、あの反応はちょっと嬉しかった。
ワインボトルを包もうとした話

別の機会に、薄手の花柄シートでワインボトルを包もうとした。これは失敗した。
縦長のボトルはそもそも包みにくい形で、シートが薄いから引っ張るたびに破れそうになる。最終的には包めたけど、仕上がりがきれいじゃなかった。ボトルや丸みのある形には向いていない。素材の問題というより、用途の選択ミスだったと思う。
フリマの梱包に使ったら意外とよかった

プレゼントじゃなく、フリマアプリで売った小物の発送に使ったことがある。クラフト紙のロールが梱包にちょうどいい。厚みがそこそこあって破れにくく、3m巻きだから小物なら何個でも包める。コスト的にも全然惜しくない。
今は正直、プレゼントよりこっちの用途のほうが使用頻度が高い。
柄の選び方——シーズンで在庫が変わる

一年通じて何度か買いに行って気づいたのは、在庫の回転が思ったより早いということ。
クリスマス前になると赤×白の雪柄や金のスター柄が棚に並ぶ。バレンタイン前はピンクとハートが増える。でもシーズンが終わったら早い。実際、クリスマスシーズンの翌週に行ったらもうほとんど残っていなかった。
季節柄を使いたいなら、シーズン中に行くしかない。これは経験上の話。
逆にクラフト紙や無地は年中わりと安定して置いてある印象がある。急に必要になってもそっちなら大丈夫なことが多い。
ダイソーとそれ以外、どう使い分けるか

100均以外の包装紙も使う。ハンズや文具店の200〜400円くらいの紙は、厚みがあって折りやすいし印刷もきれい。結婚祝いとか、気持ちをちゃんと伝えたい場面では、包み紙にも少し投資したほうがいいと思っている。ラッピングだけで印象がかなり変わるから。
ダイソーの包装紙が「きちんとした場面」向きじゃないのは正直に言う。でも「ありがとう」「お裾分け」「ちょっとしたお返し」くらいの温度感の贈り物なら、110円で十分な仕上がりになる。
全部ダイソーでいいとも思っていないし、全部高い紙を使う必要もない。場面によって使い分ける、それだけの話だ。
テープやリボンとの組み合わせ

ダイソーの包装紙を買うとき、テープとリボンも同じ売り場で調達することが多い。全部合わせても500円以内に収まる。
クラフト紙には茶色い紙テープ(クラフトテープ)を合わせると雰囲気が出る。セロテープよりも自然な見た目になる。麻紐とドライフラワーを一緒に結んだら様になった。SNSで見たのを真似してみたら自分でもできた、という感じ。
花柄のシートにはゴールドや細いピンクのリボンがよく合う。ダイソーのリボンはカールさせるのに少しコツがいるけど、ハサミの背でしっかり引っ張ればちゃんとカールする。
使ってみてわかった、細かいコツ

大きめに切ること。 ギリギリの大きさで切ると包みにくいし、引っ張った拍子に破れる。余裕を持って切って、余った分は折り込む。それだけで仕上がりがだいぶ変わった。
折り目は指の腹でゆっくり押さえる。 爪で勢いよくやると薄手のシートはすぐシワになる。角を合わせてから指の腹でゆっくり押さえるだけで、きれいに折れる。
マスキングテープをアクセントに使う。 封をする部分に少し太めのマステを使うと、全体の見た目がちょっと上がる。セロテープで留めるより丁寧に見える。気のせいかもしれないけど、なんとなくそう感じた。
100円ショップの包装紙の代替品をAmazonと楽天で探す
ダイソーで在庫切れだったとき、あるいは枚数をまとめて揃えたいときは、AmazonやRakutenでも似た用途の包装紙が手に入る。ここでは代表的な3つをまとめておく。
比較表
| 商品名 | タイプ | 主な用途 | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|---|
| Chocople クラフト紙 包装紙 ラッピングペーパー | ロール/クラフト紙 | 日常のラッピング・梱包 | リンク | リンク |
| ヘッズ 包装紙 半才 上質紙 エレガントフラワー グレー (50枚) ELF-1W | シート/上質紙 | ギフト・店舗向け | リンク | リンク |
| WD&CD 包装紙 ラッピングペーパーセット | セット/複数柄 | プレゼント・多用途 | リンク | リンク |
Chocople クラフト紙 包装紙 ラッピングペーパー
クラフト紙系の包装紙をまとめて手元に置いておきたいときに向いている。ロールタイプで必要な分だけ切って使えるので、大きさの違うものを何個も包む場面に都合がいい。梱包用途にも使いやすい。
ヘッズ 包装紙 半才 上質紙 エレガントフラワー グレー(50枚)ELF-1W
50枚セットで、上質紙にエレガントフラワーの柄が入ったシートタイプ。枚数が多いので、頻繁にラッピングする機会がある人や、ハンドメイド品の発送をまとめてこなしたい場面に向いている。グレー系の落ち着いた色味で、幅広い贈り物に合わせやすい。
WD&CD 包装紙 ラッピングペーパーセット
複数の柄がセットになっているタイプで、贈る相手や場面によって柄を選びたいときに重宝する。誕生日、季節の贈り物、お礼など、用途がその都度変わる人にとって一つ持っておくと使い回しがきく。
最後に、正直なところ
ダイソーの包装紙は「100円でこれなら十分」という感想に尽きる。紙質が高級とか、仕上がりが完璧とか、そういう話ではない。でも、日常の贈り物を丁寧に包みたいというときに、わざわざ高い紙を買いに行く必要はないと思わせてくれた。
個人的に一番よかったのはクラフト紙のロールタイプ。プレゼントにも梱包にも使えて、3mあるから長持ちする。定期的に買い足している。
薄手のシートタイプは用途を選ぶ。丁寧に扱う余裕があるとき、形のシンプルな箱を包むとき——そういう条件が揃えばきれいに仕上がる。でも万能ではない。
「とりあえず試してみては」とは言わない。ただ、110円で失敗しても大したことはない。それくらいの気持ちで一本買ってみるのが、一番正直